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やさしさのねっこ、心の話


皆様こんにちは!

世の中はすっかり冬になり、年末がじわじわと近づいてまいりましたね。

コロナやインフルエンザが大変流行っているみたいなので、どうか体調管理にお気をつけください。

さて、今回のやさしさ研究所のテーマは、

”やさしさのねっこ、心の話”です。

ちなみにやさしさ研究所は今回が第一回目の投稿なのですが、

なぜあえてやさしさの話ではなく、心のお話からはじめるのでしょうか?

それは、

テーマにもあるように、やさしさのねっこ、やさしさの根源は心だからです。

あなたは、心をどうおもっていますか?

心って複雑で難しくて、わからないわ!なんて思うかもしれませんね。

この質問はちょっと意地悪だったかもしれません。

心って常に自分の思ったことや感情を表し続ける存在なんです。

起きている間はずっと、いや夢の中で感情が動けば夢の中でも動き続けているんです。

つまり休みなしにあなたの今の状態を映す、鏡なのです。

そしてその”心君”は厄介な事に一つしかありません・・・。

無限の情報や、環境、出来事が降りかかろうと、

こころは自分の中に一つしか存在できないのです。

だからこそ、目に見えないのに、自分に一番寄り添い働き続ける心君は、

壊れやすく繊細なのです。

では、その心君を守り、癒すにはどうすればいいのか・・・。

その答えはかんたんです。

それは”手放す事”です。

心なのに手?なんでや!?

と聞こえてきそうですが、このたとえ話を聞いてほしいです。

あなたには二本の腕しかありませんよね?

そして手も二つしかありません。

どうあがいてもそれは変えられない事実です。

さて、この二本の腕、二つの手で持てる物、

今回は仮に旅行に持っていく荷物としましょう。

あなたは旅行先でなにをしようか悩み、あれやこれやと旅行鞄に詰めていきます。

友達とするかもしれないオセロ、UNO。ホテルで読むかもしれない本。

旅先の空き時間でするかもしれないSWITCH。夜食に食べるお菓子やカップ麺。

あることないこと、”かもしれない”の為に荷物がふえていきます。

するとどうでしょう、必要なバッグの他にもうひとつ余計なバッグが増えます。

この時点でバッグは二つ。

そしてバッグを持てる手は二つしかありません。(これはたとえなのでリュックを持てばいいとか、腕にかけるとかはなしで 笑)

そうなんです、両の手には持てる物が限られているのです。

この状態では、旅行先でお土産を買ったりしても持ち帰れませんよね?

なにより、”かもしれない”で選んだ荷物は結局使わないで旅が終わることもあるでしょう。

僕自身何度も経験しています(;’∀’)

さて、ここで心の話にもどります。

心で言う荷物、それは”かもしれない”なんです!!

もちろんリスクヘッジとして”かもしれない”は必要な事ではあります。

しかし、ここで言いたい”かもしれない”は、

本来必要の無かった荷物になりうる物の事なのです。

たとえば、余計な心配事を気にしすぎるあまり、本題が手につかなくなる事だったり、

作業の段取りするために、段取りの段取りをしてしまう等です。

人間の心はどこまで行っても一つです。

両の腕のように二本あればまだいいですが、

一つしかない心は簡単にキャパオーバーを起こします。

本来生きるために必要最低限の荷物しか持てない心が、

あることないこと、余計な心配の為に片腕で二つの荷物を持たなくてはいけないのです。

それが、心の崩壊つまり限界を迎える事につながるのです。

さて、皆様は一つしかない心に何を持たせていますか?

おそらくほとんどの人が持つべき心は、

”自分の事を大切にする心”である事は間違いありません。

しかし、多くの人がこの荷物の重さを忘れ、

余計な、持たなくていい荷物に心のスペースを使っています。

持たなくていい荷物の具体例をあげましょう。

他人からの評価ばかり気にする心は、

家族や、友人、恋人、上司、同僚、SNSのフォロワーからどう見られてるのか、

いいねをもらえるのか、ほめてもらえるのかを気にする等ですね。

さて、近しい人からの評価は本当に必要ですか?

SNSのいいねであなたの人生は変わりますか?

それで人生が変わる人は少ないと思います。

また褒めてもらおう、またいいねをもらおうといろいろしなければなりません。

しかし、他人からの評価は自分ではコントロールできません。

期待して行動しても必ずもらえるものではありません、

それどころか炎上したり、怒られたりするかもしれませんね。

絶対的な評価などこの世には存在しないのです。

それを気にするあまり、自分の心の疲れを無視し、

人が見たい自分で居続ける事は、余計な荷物を抱えてる状態といえます。

人とはついつい依存し、その依存から抜け出せなくなる生き物ですが、

その依存を無意識にしているのです。

上であげた例はもれなく他人に依存している状態なのです。

ここで言う他人は自分以外のすべての人間です。

自分対世界の人と言ってもいいでしょう。

そして、その状況において自分の事を一番にわかってくれる人は誰でしょう?

答えは自分、ただ一人ですね。

他人に自分のすべてが分かるはずがないのです。

そうなんです、冷たい言い方になるかもしれませんが、

どんな状況でも自分の一番の味方は自分であり、

自分の気持ちのご機嫌を取れるのは自分なんです。

どんなに仲のいい家族でも、夫婦でも、恋人でも、あなたの100%を理解するのは、

不可能なのです。

ただし、だからといって、お別れしなさいと言いたいわけではないのです。

人とかかわる事の大切さや素敵な瞬間はたくさんあります。

この話は長くなるので、別の機会にお話ししますが、

要するに、過度な依存や期待は捨ててほしいのです。

それは縁が遠ければ遠いほど手放さなければいけないのです。

SNSに素敵な出会いが無いとは言い切りませんが、

多くの場合、見せたい自分を見たいように見た人が寄ってくる世界なので、

本当の意味での心のつながりは生まれにくいでしょう。

いいねしたのに、いいねが来ないとか考えて、

もやもやしてたら、一つしかない心がもったいないですよね。

昨今、多くの人が旅先で写真を撮りますが、

SNSに載せる写真を撮る為に旅行に行ってるような状態の人をしばしば見かけます。

目の前には素晴らしい景色や世界、体験、おいしい食べ物、出会いがあり、

それらはどれも心を豊かにし、心の為にする自分のご機嫌を取れるものです。

しかし、多くの人は思い出のためよりもスマホを通した世界の為に行動してしまいます。

それはスマホの世界に依存し、抜け出せなくなり、自分の心のありかを見失ってる状態に他ならないのです。

心って、人からの評価で簡単に気持ちよくなれてしまいますからね。

いい写真だね!なんて言われたら、それで満たされているような気がしてしまうでしょう。

しかし、それは先ほども言いましたが、

心の御機嫌を他人に取らせている、いわば依存なのです。

心から言ってるのかも分からない言葉に、一喜一憂し、

一人じゃないと思いたがる心の幻覚でしかありません。

この話も長くなってしまうので、また別の機会に詳しくお話しますが、

ようするに、世界を見る目、心は一つなのですから依存にスペースを取られるよりも、

自分を大切にする事の為に使ってほしいのです。

さて、荷物を手放したら何を心に持たせるのか、

それについてお話ししましょう。

いきなり某テーマパークのアトラクションで言いそうな言葉ですが、

このワードは心を語るうえで真理だとおもいます。

先ほどの話に付随しますが、実はどんな時も心はヒントやSOSを出しています。

SNSを見て疲れたと思う瞬間だったり、この人の言ってる事なんかモヤモヤするとかですね、

時には、はっきり怒りを覚える場合もあるでしょう。

いわゆる、心のNOサイン、その声を素直に聞いてみると、

実は自然と心は正しく自分が喜ぶ方向を示すものなのです。

心のNOサインには、本音が必ず現れているのですから。

今日は誰かと話したい気分じゃない、だけど誘われている・・・。

そんな時は思い切ってNOです。

そうすると、たまっていたドラマが見れたり、ゆっくりお風呂に入ったり、

自分の為に時間が使えますよね!

NOをいった後は心のやりたい事を思いっきりやればいいのです。

大事なのは自分との約束を守る事であり、

どうでもいい誘いをしてくる人達をどれだけ無視できるかなんです。

自分の心を裏切らないと自分の心に約束してみてください、

そうすると人は他人からの評価でなく、

自分を自分でプラスに評価できるようになるのです。

他人に依存せずに自分に依存する事はとても素晴らしい事だと思います。

荷物を手放したら、自分の機嫌を伺いましょう。

さて、自分に依存すると言うとナルシストとか、

自分の事ばかり考えてるから、独りよがりな考えとおもうかもしれませんね。

しかし、その考えがあるうちは、まだまだ、心の本質にはたどり着けません。

心の荷物を手放すと言うお話はたとえであり、

言い換えることができます。

荷物を手放す事で心には何ができたと思いますか?

それは・・・

余裕です。

荷物を手放し、小さく小さくなった荷物は、

片手でもまだ何か持てるほど小さく、身軽になったはずなのです。

すると、心にスペースがある状態になると言えるのです。

自分の事を喜ばせて、さらにスペースがあると人は自然と

人の事を気遣える余裕が生まれるものなのです。

その余裕は、やがて人への想像力になり、

感謝へと姿をかえていきます。

コンビニの店員さんが居るから、いつも清潔なお店でお弁当や飲み物が買える、感謝だなぁとか。

あの人が陰で頑張ってるからみたいな、自分を取り巻く環境に、

自然と感謝の念が湧くようになるのです。

そうなんです。自分の心を大切にすることは、

人を大切にすることにつながるのです。

やさしさのねっこは心で、心を大切にする事は、人に感謝する事

それこそが、心の連鎖であり、やさしさの連鎖と言えるのでしょう。

さて、気が付いたら長い文章になりました。

ここまで読んでいただいて本当にありがとうございます。

心から感謝です!

やさしさ研究所、第一回はこの辺でおしまいにさせていただきます。

次回もまた、やさしさの研究を一緒にしていきましょう。

それでは、皆様の日々がやさしさで溢れますように!またね!

玲音


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